函館稜北病院総合診療科抄読会B面

毎週木曜日5:30PMから30分間、Clinical Problem-Solvingを素材にクリニカル・パールを拾い集めます。

Failure to Resolve A Diagnostic Inconsistency

診断行為では、早期閉鎖を回避しなければならない。同時に、時間圧にも晒されている。熟考と迅速という矛盾を克服するにはどうしたらいいか、永遠の課題ですね。

【参加人数】3名

【今回の語数】3020語【累計語数】19,079語

【私の読了にかかった時間】16分59秒 (178 wpm)

【クリニカルパール】

  • Only pulmonary embolism can cause severe hypoxemia in the presence of clear lungs.

  • The sensitivity of transthoracic echocardiography in detecting proximal aortic dissection is 77 to 80 percent.

【感想】

  • やはり、国柄か時代背景か、CTやドップラーエコーの実施が遅い。

  • 治療でヘパリンは?

  • iPadによるsaddle型血栓症の供覧、実患者例を交えたカンファレンスなど、7回目を迎え、少しディスカッションが厚みを増した気がします。

【余計な一言】肺塞栓症の診断ツールとして改訂Wells criteriaというものがある。項目自体がトートロジーに陥っているような気もするが。