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函館稜北病院総合診療科抄読会B面

毎週木曜日5:30PMから30分間、Clinical Problem-Solvingを素材にクリニカル・パールを拾い集めます。

The Many Pitfalls in the Diagnosis of Myeloma

今回のケースは、FUOというプレゼンテーションで、はめてやろうという意図が丸見えですが、答えもまたタイトル中に丸見えです。

【参加人数】3名

【今回の語数】2097語【累計語数】5073語

【私の読了にかかった時間】17分49秒 (118 wpm)

【クリニカルパール】

  • A negative dipstick with this degree of proteinuria signifies the presence of immunoglobulin light chains or lysozymuria; these are the only proteins that do it.
  • The multiple features of anemia, lytic bone lesions, hypercalcemia, renal failure, and proteinuria in the absence of albuminuria make the diagnosis of myeloma loom large, although a lymphoma might create the same constellation.
  • The presence of rouleaux should have suggested the presence of a paraprotein such as is seen in myeloma or Waldenström's macroglobulinemia.

【感想】

  • 後でポイントを振り返るためにも、意外と線を引きながら読むのは大事。
  • ESRとか、鏡検とか、ローテク検査を見直す必要がある。
  • Rouleaux formation(連珠形成)に気がつけば、もっと効率良く診断に結びついた。(ちなみに、"Rouleaux" は、wikipediaに記載がある。)

【抄読会を終えて】

 業務の関係で参加人数は減りましたが、流されて消滅しないように、定刻開始を原則とします。次回12月25日は、脱線して、The Medical Journal of Australia のクリスマス特集から "The VADER study" です。

【余計な一言】「モレッリ式鑑定法」についての参考文献[3]は、「三人の記号―デュパン,ホームズ,パース」という本の第4章です。絶版ですが、医局の本棚に置いておきますので、自由に閲覧下さい。原文なら、こちらで手に入ります。