函館稜北病院総合診療科抄読会B面

毎週木曜日5:30PMから30分間、Clinical Problem-Solvingを素材にクリニカル・パールを拾い集めます。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第103回:「日常診療でよく診る症状の裏に」

お話のキモは、腰痛、便秘、しびれ、頭痛、めまいなどコモンな症状にいろんな「裏」がありますよということ。これを避けるためには、時間なり、思考フレームなりを変えて、「セカンド・ルック」を実践することが大切ということでした。前医が、専門医という…

Chicago Med I-3 "Fallback"

タイトルの "Fallback" は、「頼みの綱」としての "Surgical Navigation Advanced Platform" と御主人にプレドニゾロンを盛ってまで軍役から「退却」してもらおうとした奥様の犯罪とを掛けたのでしょうか。奥様の嘘を暴いた Dr. Daniel Charles のセリフ。 T…

Chicago Med I-2 "iNO"

産み捨てられた新生児の低酸素血症、帰宅させて心筋梗塞で心停止して戻ってきた3児の父、院内には一本しか一酸化窒素のボンベがない… 結局は、後者の患者にボンベを使い蘇生し、循環器医師による介入に繋ぎ、生命は救うことができるのだが、重い障害を残し…

今後の抄読会

抄読会の開催要領を下記に変更します。 記 【日時】 毎週月曜日 17:00〜17:30 次回は、4月17日(月)とします。 【課題】 従来は、気になったところの抜粋を持ち寄って頂きましたが、 これからは、記事の要約となるような形で切り貼りして持ってきてください…

第50回:"Wasting Away"

今回の "Wasting Away" というタイトルは、「衰弱する」と「浪費する」という2つの意味を掛けたタイトルでした。その意味を汲めば、難しい日本語だが、「枯槁憔悴(ここうしょうすい)」という訳にでもなりましょうか。 Word Count:3224語 (Time: 16'06'', 2…

Chicago Med I-1 "Derailed"

昨日から放映が始まった "Chicago Med"、"ER" 後、なかなか気に入る医療ドラマが現れなかったが、今回は期待が持てそう。時代的には、ERのグリーン先生のお嬢さんが メディカル・スクール4年生のサラ・リースといったところか。(もちろん別ドラマ、別人な…