函館稜北病院総合診療科抄読会B面

毎週木曜日5:30PMから30分間、Clinical Problem-Solvingを素材にクリニカル・パールを拾い集めます。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Interpreting Hoofbeats: Can Bayes Help Clear the Haze?

"When you hear hoofbeats, think of horses not zebras".という箴言をもとに、BayesとHazeで韻を踏んだタイトルです。 【参加人数】4名 【今回の語数】3517語【累計語数】28,477語 【私の読了にかかった時間】35分42秒 (99 wpm) 【クリニカルパール】 The c…

"SCI-HUB"の紹介

利用するか否かは各人の御判断にお任せしますが、文献が手軽に入手出来て便利なので、リンクをサイドバーに載せました。サイトの詳細は、下記の記事を参照して下さい。 gigazine.net 連続して文献を入手しようとすると、ロボットによる負荷を回避するために…

今後の日程

A先生申し訳ございません。人が集まらず、流会とさせていただきました。つきましては、今後の日程に変更が生じますので、お知らせいたします。 2月26日:第10回抄読会「ひづめの音を聴きわける:ベイズの定理は霧を晴らすか?」 "Interpreting Hoofbeats: Ca…

BCG流最強の思考プロセス

The Boston Consulting Group で採られている思考法という謳い文句。原典のタイトルは、"Thinking in New Boxes" らしい。Clinical Problem-Solvingには、"Thinking outside the Box" という記事が、Clinical Care Conundrumには、"Thinking inside the Box"…

From Dancing to Debilitated

前回以上に稀なケースでした。それでも早期閉鎖をせずに、中腰でDisease Xの可能性を保持することの大切さが身にしみます。 【参加人数】5名 【今回の語数】3071語【累計語数】24,960語 【私の読了にかかった時間】27分32秒 (111 wpm) 【クリニカルパール】 …

The Science of the Art of Medicine

William Osler先生の言葉に、 "Medicine is a science of uncertainty and an art of probability." というものがありますが、その視点から診断学を俯瞰した一冊。アリストテレスの古典から21世紀の古典とも称されるカーネマンの著作まで渉猟している。さら…

Rare X Rare

稀の自乗の疾患でも、漏らさず鑑別診断を挙げ、確実に除外できるものを除外していくことで診断可能なことを示したケース。 【参加人数】4名 【今回の語数】2820語【累計語数】21,899語 【私の読了にかかった時間】22分34秒 (125 wpm) 【クリニカルパール】 U…