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函館稜北病院総合診療科抄読会 #hakodoku

毎週木曜日5:30PMから30分間、Clinical Problem-Solvingを素材にクリニカル・パールを拾い集めます。

How Sure is Sure Enough?

抄読会

教科書的には、臍より上で鼻から下の痛みは、心筋梗塞を疑えとは言いますが、その疑いをどこまで保留し続けることができるかが問われる症例でした。そういえば、心筋梗塞から生還した医者の発作時の自己診断の正診率は、60%程度という話を読んだことがあります^^

【参加人数】3名

【今回の語数】3,062語【累計語数】10,071語

【私の読了にかかった時間】20分30秒 (149 wpm)

【クリニカルパール】

  • In 1992 the need to decide quickly whether to initiate emergency reperfusion by thrombolytic agents or percutaneous angioplasty means that a leisurely diagnostic strategy is no longer acceptable.
  • Physicians must often decide whether to initiate therapy in the face of diagnostic uncertainty — in patients with suspected appendicitis, suspected pulmonary emboli, HIV infection and pulmonary infiltrates, or fever thought to be caused by a bacterial infection, for example.
  • You might want to look for some of the other causes of premature atherosclerotic disease, such as homocystinuria.

【感想】

  • なぜ、もっと早くにEKGやUCGを実施しなかったのか?(冷静に考えると、もし当直で40歳でリスクのない女性が、不定愁訴の雰囲気を纏い胸痛を訴えた場合、自分たちはEKGをとれるのだろうか?先の意見は、後知恵バイアスに基づくかも。)
  • 1992年という時代背景、アメリカという社会環境も、診断過程に影響を与えているだろう。
  • ホモシスチン尿症なんか、思いつかない。(英語版Wikipediaの予後の項にしっかりと書いてありましたね。)
  • コメンテーターの表現に比較級が多かった。(確かに、"than" は、9回中8回コメンテーターが使用しています。)

【余計な一言】カブレラ式四肢誘導表示法が、欧米の心臓学会のガイドラインで推奨されているようです。