Caliberでmobi形式文書を作る
少し手間なのですが、英語文献をmobi化(アマゾンの電子フックリーダーの形式)にしておくと、下記の点で便利です。
①スマホでも読めるので、細切れの時間の利用も出来る。
②文字を見やすいサイズに変更出来る。(老眼に優しい。)
③すぐ辞書やウィキペディアを参照できる。
④ハイライトを保存し、あとでまとめてスマホからメールでPCに転送できる。
そのためのアプリケーションソフトが、"Caliber"
次の作業が必要。
①ネット上の読みたい文書をワープロソフトにコピーして体裁を整える。
②上記をodt形式で出力
③odt文書をcalibreで開いて、mobi形式に変換・出力
④出来たmobi文書をkindleへ転送
上記のメリットが、これら5分から10分くらいかかる作業コストをカバーするかどうかが問題。
個人的に読み流すだけなら時間の無駄、抄読会のためになんらかの課題を作成するためには、メリットの④は大きいと思われる。
蛇足だが、ソフト名の "Caliber" 、電子ブックリーダーとなんの関係があるのかわからないが、「内径」という意味。NEJMのClinical Problem-Solvingの中では、次の用例がある。
- She reported increased constipation in the past year, but not melena, hematochezia, or a change in stool caliber. "Less is More"
- Both fallopian tubes filled with contrast medium and were of normal caliber. "Hard to Conceive"